働きながら司法試験に合格する方法

社会人向けの記事

働きながら司法試験に合格する最適な方法は?

3つの選択肢

社会人が働きながら司法試験合格を目指すにあたって選択肢は3つあります。

  • 法科大学院昼間コースルート
  • 法科大学院夜間コースルート(通える範囲にある場合限定)
  • 予備試験ルート

仕事を辞めて法科大学院の昼間コースに通うことはリスクが大きいためお勧めできません。となると残りの選択肢は2つになりますが、柏谷メソッドでは予備試験ルートを強くお勧めしています。

法科大学院ルートで全てを両立するのは至難の業

その理由は、他の記事でも触れていますが、法科大学院では学修内容が司法試験で求められているものと乖離していることがあり、そのような法科大学院では、「単位を取得するための学修」と「司法試験に合格するための学修」を両立しなければいけないことになり、非効率的だと言わざるを得ないためです。このことは法科大学院出身者と予備試験合格者の司法試験合格率の違いとして如実に表れています。

加えて、社会人の場合には「仕事」や「家庭」も両立しなければならないのです。「仕事」と「家庭」と「単位を取得するための学修」と「司法試験に合格するための学修」を両立することが至難の業であることは言うまでもありません。

社会人に適した学修方法

では、予備試験ルートを選択した場合、予備試験および司法試験の合格に向けて、社会人はどのように学修を進めるのがよいのでしょうか?

学修計画と学修管理

社会人の方は、今のお仕事の中で「目的」「目標」「計画」「実績」「PDCA」といった言葉を使われることが多いのではないでしょうか?実は予備試験や司法試験にも同じことが言えます。

  • 予備試験・司法試験に合格するという定性的な「目的」
  • 試験で合格点を上回るという定量的な「目標」
  • 目標を達成するためにいつどの分野をどのように学修を進めるかという「計画」
  • 計画に対してどれくらい進んでいるかという「実績」
  • 計画に対する実績の進み具合を評価し改善策を実施する「PDCA」

このように書くと、普段お仕事で使っている枠組みで予備試験や司法試験を捉えることができるのではないでしょうか。なんとなく学修を進めるのではなく、学修計画を立てて学修管理を行いPDCAを回していくことが大切なのです。ご自身でやることが苦手な場合、柏谷メソッドには学修管理の仕組みがありますので是非ご活用ください。

時間を効率的に使う

社会人になってから、あるいはご家庭を持たれてから、「学生時代は時間がたくさんあったな…」と思われたことはないでしょうか?大学生は講義がない空きコマがあったり、残業に相当するものがなかったり、春・夏・冬に長期休暇があったりと、時間がたくさんあります。

それに比べて社会人は時間がありません。休憩はお昼にしか取れませんし、当たり前のように残業がありますし、年に何度かまとまった連休があるだけで長期休暇はありません。しかも、就職し結婚し子供が産まれるに連れてどんどん自由になる時間は減っていきます。ですから、限られた時間を最大限効率的に使わなければいけません。下記のような方法を採用するとよいでしょう。

  • 通勤や休憩などのスキマ時間を活用する
  • 移動時間が発生せず場所を問わないオンライン講座を受講する
  • 自習室、コワーキングスペース、書斎など独立した空間で集中する

柏谷メソッドには学修管理の仕組みがあります。またオンライン講座であることに加えて音声版のご提供もしていますので、通勤や休憩などのスキマ時間を活用するのに適しています。社会人生活や家庭生活と予備試験・司法試験合格を両立するために、ぜひお気軽にご相談ください。

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※司法試験に関する情報は変更される可能性があります。法務省等のサイトで必ずご自身でご確認ください。参考:https://www.moj.go.jp/barexam.html

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