予備試験・司法試験の合格に求められる能力はどんなものでしょうか?
予備試験・司法試験は法曹実務家(弁護士・検察官・裁判官)の登用試験です。弁護士・検察官・裁判官はそれぞれの立場で事件を処理します。したがって、予備試験・司法試験で試されているのは、弁護士・検察官・裁判官として登用するに相応しい「事件処理能力」の有無なのです。
では、「事件処理能力」とは具体的にどんな能力なのでしょうか?過去に配信した短い動画を交えてご紹介しますので、ぜひ再生しながら柏谷講師の考えに触れてください。
合格に必要な3つの能力
柏谷講師は「事件処理能力」を3つの能力に分けて整理しています。すなわち、「基本的知識」、「法的思考能力」、「起案力」の3つです。
基本的知識
「基本的知識」とは、条文・判例・学説を指します。法曹実務家は条文を使って事件を解決します。抽象的な条文を解釈により具体的化したものが判例や学説です。
法的思考能力
「法的思考能力」とは、法曹実務家としてのものの見方・考え方を指します。柏谷講師は「(法曹実務家としての)思考の癖」とも表現します。
起案力
「起案力」とは、法曹実務家としての文書作成能力を指します。法曹実務家は事件を処理する過程で様々な文書を作成するため、試験でもその力が問われるのです。
いかがでしょうか?予備試験・司法試験の合格に必要な3つの能力は理解できたでしょうか?
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柏谷メソッドは、予備試験・司法試験の合格に必要な能力である「法的知識」と「法的思考」を、講義を繰り返し聞くだけで身に付けられる講座です。と言うと、テクニカルな受験指導と勘違いされてしまいそうですが、むしろその対極にあるものです。
繰り返し聞くだけの講座ですから、移動時間や休憩時間等のスキマ時間の受講に適していることはもちろん、家事等の作業をしながらの「ながら学修」にも向いており、時間を効率的に使うことができる学修方法だと言えます。慣れれば倍速で聞くこともできるようになり、より学修効率が上がります。
柏谷メソッドは、暗記に頼らずに「法的知識」と「法的思考」を身に付けるための方法論(メソッド)であって、これまでに多くの合格者を輩出してきた非常に有効な学修方法です。もちろん、アウトプット専門の講座で「起案力」についてもカバーしています。
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※司法試験に関する情報は変更される可能性があります。法務省等のサイトで必ずご自身でご確認ください。参考:https://www.moj.go.jp/barexam.html