大学生活と受験勉強の両立は可能
柏谷メソッドでは、現在学生の方には、なるべく早く学修を始めて、予備試験ルートで在学中の司法試験合格を目指すことをオススメしています。しかし、大学生活に加えて最難関の国家試験に挑戦するとなれば、「大学生活を犠牲にしなければならないのではないか?」という不安が頭をよぎると思います。
ご安心ください。決してそんなことはありません。何年かけて予備試験・司法試験の合格を目指すかにもよりますが、大学の講義に出て、友人を作って、サークル活動に参加して、アルバイトをして、そんな風に大学生活を謳歌しながらでも、大学生活と予備試験・司法試験の受験勉強を両立することは可能です。むしろ、二度と来ない貴重な時期ですから、大学生活は謳歌するべきです。
柏谷メソッドには、学修計画を立てて無理なく確実に学修を進められる仕組みがあり、実際に在学中の短期合格事例(渡辺駿さん)もあります。
どのように両立するのか
大事なのは時間の使い方とバランス
司法試験は最難関の国家試験です。予備試験・司法試験に合格するためには年単位で学修を継続する必要があります。しかし、根を詰め過ぎれば集中力が低下したり、ストレスが貯まって生産性が下がったりします。
反面、大学の講義をキツキツに履修したり、サークル活動に入れ込みすぎたり、アルバイトに精を出し過ぎたりしては、十分な学修時間を確保することができません。
要は時間の使い方とバランスが大事なのです。ではどのようにバランスを取ればよいでしょうか?
まず1日の空き時間を計算する
学年にもよりますが、大学生は1日あたり3~4コマの講義を履修しているのではないかと思います。予備試験・司法試験に力を入れ過ぎて単位が取れなくては本末転倒ですから、大学の講義はきちんと出て単位が取れるようにしましょう。それを前提に、1日どれくらいの空き時間があるでしょうか?
・通学時間と休み時間 :1時間
・講義を履修していない空きコマ :3時間
・放課後の時間 :3時間
ざっくり計算ですが、大学生には1日7時間の空き時間がありそうです。この1日7時間の空き時間を、サークル活動、アルバイト、家事、大学の課題、予備試験・司法試験の学修などに配分すればよいのです。
余談ですが、社会人の場合は空きコマに相当する時間がありませんから、空き時間は1日4時間が限界でしょう。社会人の1.75倍もの空き時間があることは、学生にとって相当なアドバンテージであると言えますね。
次に学修時間を確保する
1日7時間の空き時間のうち、最低3時間を学修時間として確保してください。放課後の時間を使うとサークル活動やアルバイトとの両立が難しくなりますから、通学時間、休み時間、空きコマを活用するとよいでしょう。昔と違って今はスマホがあればどこでも司法試験予備校のオンライン講座が受講できますから、よい時代になったものです。
通学時間は電車内で休み時間は移動しながら司法試験予備校のオンライン講座を聞き、空きコマは図書館や空き教室で集中する、という方法がよさそうです。柏谷メソッドのオンライン講座は動画だけではなく音声版もありますから、受講することになったらぜひ活用してください。
とは言え、大学にいるとお友達からのお誘いがあることもあるでしょう。いつもお友達に合わせてしまい、全然学修が進まないということがあってはいけませんが、その時間も大切な時間です。予定通りに学修時間を取れなかった場合には、土日を使って週単位で帳尻を合わせることを心がければ大丈夫です。週単位で帳尻を合わせていかないと、だんだん積み重なっていき、取り戻すのが大変になりますので気を付けてください。
残りの時間は自由時間
このように計算してみると、1日4時間はサークル活動、アルバイト、家事、大学の課題などにあてることができる自由時間になります。実際には土日祝日がありますから、自由時間はもっと多くなりますね。
サークル活動に週2日参加する、アルバイトを土日含めて週3日するなどしても、十分に予備試験・司法試験の学修時間を確保できるのがご理解いただけたでしょうか?
モデルスケジュール
大学生が予備試験・司法試験に挑戦する場合のモデルスケジュールを作ってみましたので、参考にしてみてください。
最後に
柏谷メソッドでは、あなたの大学生活を前提に、何年かけて、1年1年どのように学修を進めていくべきか、学修相談に乗ることができます。学生生活の謳歌と予備試験・司法試験合格を両立するために、ぜひお気軽にご相談ください。
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※司法試験に関する情報は変更される可能性があります。法務省等のサイトで必ずご自身でご確認ください。参考:https://www.moj.go.jp/barexam.html